2018年1/29(月)-2/4(日)の日記

あああ、バタバタしていたら更新が滞ってしまった…とりあえず今週で仕事がひと段落したので遅れを取り戻したい、な…祖母の急死で動揺しまくりだった2018年5週目の日記です。明るい話ではないのでこの週を更新するのは迷ったのですが、記録の意味も込めて残しておきます。


2018/01/29
前日の食べ過ぎを引きずって胃が重いまま、のろのろと出社。電車に乗ったくらいで昨日まで元気だった祖母が息を引き取ったというLINEに衝撃を受ける。風邪気味とは聞いていたけど、「なんで???」という言葉しか出てこなかった。職場についてからも仕事が手につかなくて、相当動揺していたと思う。上司に事情を説明し、簡単な引継ぎだけして16時ごろに早退、一路実家へ。医師の立ち会いのないところで亡くなったため検死が必要で、実家に到着したときにはもう遺体は警察へ搬送されていた。そこからは祖母の部屋を片付けたり、葬儀の打ち合わせだったりで慌ただしくあまり記憶がない。23時過ぎに遺体が戻ってきてようやく顔を見られたのだけど、穏やかなきれいな顔をしていて、やっとラクになれたね、と。もう自分の足で歩けるよ(祖母は腰椎を損傷し、15年ほど車いす生活でした)

2018/01/30
この日から葬儀が終わるまでの1週間実家に滞在することになり、その1日目。午前中からたくさんの人がお線香をあげに来てくださって、感謝しかない。枕花もたくさんいただいて、幸せな最期だったのではないかと思う。この日の夢にじゃにおた繋がりの友人が出てきて、久しぶりに会いたなと思っていたら彼女もまたおばあ様がお亡くなりになられ、数年前の誕生日にもう一人の友人と連名であげた白いハンカチを持って行ったとツイッターでリプが飛んできて驚く。不思議な偶然ってあるものなんだなあ。

2018/01/31
引き続き弔問客に対応する1日。昨日より人数は少なかったので、途中抜けて郵便局へ。週末に『おおきく振りかぶって』の舞台を観劇予定だったのだけれど、この状況なのでお譲りに出したのです。2枚ともさくっと譲り先が決まってよかった。もともと友人が取ってくれたチケットだったため事情を話して譲りに出す旨を報告したLINEの中で、もしかしたらご近所さんに譲ることになるかもね~なんて言っていたら本当に1人めっちゃ近くにお住まいの方で、住所を見て思わず笑ってしまった。楽しんでくれていたらいいな。

2018/02/01
母が風邪気味だったので家事をやる日。といっても洗濯くらいですが。自分が実家で暮らしていた頃とは変わった部分が多く、勝手がわからなくて最初は苦戦しましたが、なんとかなりました。乾燥機付きのドラム式洗濯機いいなと思ったけど、そんなものを置くスペースは我が家にないね…そもそもお高いしね…ごはんはみなさんがいろいろ作って持ってきてくださったのでその厚意に甘えっぱなしでした。お米を炊いたくらいしかしてない…けど、作る余裕もなかったのでとても助かりました。

2018/02/02
納棺の日。正午ごろに納棺師さんが来て、きれいにメイクを施してくれた。こうやってまじまじと見るときれいな人だったんだなあと思う。実のところ、生まれた時から一緒に暮らしていた彼女のことがあまり好きではなかったのですが、いないとそれはそれで寂しいもので。棺に入った姿を見てもまだいなくなった実感が沸かなくて、不思議な感覚でした。棺を送り出すと同時に両親+妹とわたしも斎場に向かい、霊安室への安置確認と精進落とし&初七日法要の食事の打ち合わせ。お葬式を出すって本当に大変です…

2018/02/03
少しのんびりできた日。午後からいとこに付き合って彼女の喪服を買いに行く。年末の叔父のお葬式のときはわたしの喪服がなくて慌てて買いに走ったので、ものすごいデジャブ……前回、喪服どうしようとなったときにレンタルという案も出たのですが、母におばあちゃんもいつどうなるかわからないし、年齢的に喪服を着る機会も増えてくるから買っておきなさいと言われて購入したんですよね。まさかこんなに早く使うことになるなんて予想できなかったけど、思えばあれもひとつの予感だったのかもしれない。喪服を買ったあとは日用品などこまごまとしたものを調達して帰宅。家に着いたら伯母がカレーを作ってくれていて、とても美味しかった。カレー好きじゃないんですけど、料理上手な伯母が作るカレーはパクパク食べちゃうんですよね。見習いたい。

2018/02/04
お通夜の日。起きてリビングでごはんを食べていたら母が棺に折り紙を入れてあげようと言い出し、伯母と妹と4人でせっせと折りはじめる。が、言いだしっぺの母は速攻で飽きてわたしと妹に丸投げ。母よ、鶴1つしか折ってないぞ…そんなすったもんだがありつつ、15時ごろ斎場へ。挨拶とかしてるとほんとあっという間に時間が過ぎている。いろいろなことに飲み込まれたままお通夜が終わったあと、小学生のときに習い事で仲の良かった子と20年ぶりくらいに会う。彼女が私立中に進学した&同じタイミングで習い事を辞めたので自然と会わなくなっていたけど母親同士が仲が良くてまさかのタイミングで再会。見た目がすごい変わっていてわたしは最初誰だかわからなかったけど、むこうは「全然変わってないからすぐわかった!」らしくなんだか複雑…家に着いてからはさっさと寝ました。明日はついに告別式です。


一気に駆け抜けた1週間だったけど、案外覚えているもんですね。やることが多くてあまり悲しんでいるヒマもなかったし、あたまフル回転だったからかもしれない。きっとこれから実家に帰るたび、いないことを実感して寂しさを募らせるんだろうな。母のメンタルが心配です。